ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

年越しそば

例年、少し早めに年越しそばを食べる。いつもの店の11時の開店前に少し並んで食べるのが恒例だ。

天気がよくない時期なので、並び始めはみんな車の中にいて、この車が1番といった状態が留保されているが、どこかの時点で並び始める人が出てくる。それが車単位での順序と一致していれば良いのだが、そうとは限らない。自分達の後から来た人が先に並び始めると面白くないが、小雨の中を並び始めるというリスクを取ったとも考えうるなとか、微妙な感情が渦巻いている。

そばは美味しかったが、"年越し"ではない普通の時の方が美味しいような気がする。麺の作り置き時間の長さとか、調理作業の時間的余裕不足とか細かい要因が重なって味が変わってくるのだろうなと思う。毎年、同じことを考えていて、別の食べ方もあるかもなと思いつつ、年中行事の家族にとっての位置付けを言い訳に例年通りを続けている。