連日の出動で除雪機のガソリンが減ってきたので、携行缶から給油しようとしたら蛇腹ホースの差込口が割れてしまった。12月に使った時には硬化しておらず、取付けもできたのだが、今回は硬化していてダメ。もしかすると携行缶用は紛失していて、別の灯油タンク用だったために先日ガソリンに使った時に傷んだのかもしれない。認知症の父からはそのあたりの事情を聞き出すのは無理なので、蛇腹ホースを買いに出かけた。
近所のホームセンタには2種類のホースがあって、より信頼できそうなメーカの製品を買って帰る。早速装着してみるが、ねじサイズか精度の問題でねじ込めず取り付けできない。携行缶も除雪機と同じく15年が経過しており、最新の携行缶とは仕様が異なっている可能性が高い。安全にかかわるものなので、携行缶も買い替えることにした。
買ったホースを無駄にしたくないので、ホースと同じメーカのものを探しに同じ系列のホームセンタのより大きい店へ。そこでもそのメーカの携行缶はなかったが、プライベートブランド品の携行缶とそのホースとの互換性があるという掲示があり、プライベートブランド品の携行缶を買う。ホースは1400円近くしたのだが、ホースも付属している携行缶が2980円、携行缶は補給部品で儲けるビジネスモデルなのかもしれない。
その売り場で、携行缶から車両に給油するための全長が2m以上ある手押しポンプが売られているのを発見。これだけあれば旧携行缶から除雪機への給油ができるので、旧携行缶が空になるまで新しい携行缶はお蔵入り。最初からこれに出会っていたら、ホース代は使わずに済んだのだが後の祭り。何事にも先達はあらまほしきことかなという事例。