ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

ルポ百田尚樹現象 ~愛国ポピュリズムの現在地~ 石戸諭

苦手なタイプなのだが、人気がある理由を知りたくて読んでみた本。一般的に考えられている評価軸とは違う物差しで評価されているという言われてみれば当たり前の内容だった。

・感動させることが最優先
イデオロギーは作品によって着脱できる
・知性ではなく感情に訴える
・大衆と市場を大切にする

また、歴史教科書をつくる会の経緯についての記述が約半分。ニュースなどでぼんやりとしか知らなかった事柄を系統だてて知ることができた。