今朝はAppleの発表会。クラシックな形を維持したiPhoneSE3と予想通りのiPadAir5に加えて、Mac miniのPro版のようなデスクトップMacが発表された。でも、興味はあるが欲しいという衝動は起きなかった。
3年ぐらい前までは、Appleに限らず、各社の発表会を海外のIT系サイトで追いかけていた。今日はこの記事を書く理由があったために海外のApple系のサイトを見に行ったが、最近は翌日の国内IT系サイトの記事で新製品を知ることがほとんどだ。
イベントで発表される製品の変化やサプライズが少なくなったことも原因だが、デバイスというモノに感動することが少なくなって、よりソフトウェアを求める気持ちが強くなっているという自分の事情のほうが影響が大きいように感じる。ここでソフトウェアと言っているのは、各デバイスで使えるアプリやOSだけではなく、開発言語やフレームワーク、ミドルウェア、さらにはそれらのソースコードなどを学ぶことを含めた、ソフトウェアに関連するすべての体験のことを指している。
詰まることろ、所有したいのではなくて学びたいということ。もう十分買う体験を尽くしたのだろう。でも学ぶ体験はまだまだ足りない。OSSという無尽蔵とも言える宝の山を前にして、あの分野もこの分野もと学びたいネタがたくさんある。この先、頭の能力がついてこれるかという心配事もあるが、頭の能力を維持する動機づけとしても学び続けることができればなと考えている。