ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

もののけ姫

テレビ録画を整理していたら、去年の夏に録画していた"もののけ姫"を見つけた。

前回観たのはVHS版で公開の翌年の1998年頃のはずなので、20年以上経過している。といってもあの頃の記憶力は優れていてそれが今も維持されているようで、大部分の記憶は残っていた。

話の大きな配置はナウシカに似ている。でも、長大な物語の一部を切り取ったために、生煮え感のあったナウシカとは違って、もののけ姫はよく作り込まれていて、破綻がない印象という当時の感想も思い出した。

時代劇だということもあって、20年以上前の映画という感じが全くなかった。歳を取って時間の経過が速くなったからかなと考えて、自分が30-40歳代だった頃の20数年前に換算すると1970年代。それなら古くない感覚だったなと思い出す。よくできた映画は20数年程度は問題なく耐えらるのだった。