ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

自分にしかわからない仕事が増殖している

上司の交代が続いて自分の業務に関する知識量の上司と自分との差が拡大し、自分しかわからない仕事が増殖しつつある。必要な知識は、2つの分野の掛け算になっていて片方の知識は共有できそうなのだが、もう一方の知識は自分の出身組織に関する専門性が強いもので共有はかなり難しい。

8月の組織統合以前の上司とは出身組織も同じで、専門性の高い方の知識もある程度共有できていて、作業の内容についての相談も出来ていたのだが、統合後に数か月単位で交代が連続した今の上司を含む3人とはこの知識がほぼ全く共有できておらず、交代にあたって業務内容を説明する時点で説明コストが膨大なものになってしまっている。

結果として、本来は業務内容を理解した上司の指示を受けて作業をすべきところが、勝手に見つけてきた仕事をこなして結果を簡単に説明するというような逆転した状況になっている。業務内容が軽いものならそれでも問題ないのだが、地雷を踏みそうなややこしい案件の場合は、"上司と相談しながら進めていた"というアリバイを持たない状況が不安感を増大させる。

ではどうするかというと、地道に説明していく以外に手はないが、上司交代が続いたために説明に必要な気力が削がれているのが今の状況である。

と書いてきて「やっぱりやるしかないんだな」と自分を説得したので、今日から少しずつでもがんばれることを期待して一日が始まる。でも今の上司は年上なのでまた2年ぐらいで交代しそうな予感。やっぱり憂鬱。