ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

紅の豚

半年ぐらい前に録画してあった紅の豚をみた。観るまでは忘れていたが、最初の戦闘シーンから酒場のシーンまでは観たことがあって、記憶喪失案件かと暗い気分になったが、以後は初めてみる内容。1992年の作品なので、みる機会もたくさんあったはずで何らかの理由で中断して忘れていたのだろう。

古き良き時代を描いた古き良き映画で、昔からこういう映画あるよねという受け止め方だったのだが、今の基準でチェックすると喫煙の扱いとかジェンダー論とかで炎上しそうな内容もある。テレビ放映があってもそういった問題が再燃しないのは古典として扱われているということなのだろうなと思う。

現実の戦争が日々のニュースになっている現状では、お話としての戦闘シーンも必然性が問われる。この映画ではジブリらしくうまく作られているが、放映しづらくなった映画もあるのだろうなと思う。