ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

半年ぶりの出社準備

月曜日に半年ぶりに出社するための準備を始めた。

毎日通っていた頃はほぼ無意識に準備ができていたのだが、今は持ち物メモが必須。そのメモは累計10数日分の出社での経験をもとに更新してきているので、それに従えば問題ないはずなのだが、漠然とした不安が残ってしまう。

メモだけで決めきれずに困るのが、どんな服装で行くべきかという点。毎日、家にこもっているので暑い寒いの感覚が鈍感になっている。今回は気温の予想が高めかつ遅く出て早く帰るパターンなので、暑さ対策をしていったほうが良さそうということは思いつくのだが、電車のエアコンの冷え具合、駅まで歩くことによる発汗など、今の時期はどの程度の備えかという感覚が失われている。

更に今回は健康診断もあるので、そのための準備が増える。検尿、検便、問診票など個別の準備は大したことがないのだが、いくつもあるとさすがに面倒くさい。もし忘れ物をすると郵送を受け付けてもらうイレギュラーな扱いを担当部署にお願いするさらに面倒な事態に陥るので、慎重にやる必要がる。

加えて、新しい上司との初顔合わせという課題もある。出社の事前連絡のメールが"なしのつぶて"攻撃に遭っているので、どんな反応をされるかという不安がある。今回の出社の不安感の最大の原因は、この問題なのだと思うが、考えたくもないのかいつもあと回しで浮かんでくる。

とはいえ、この面倒さや不安は日頃の在宅勤務の"楽さ"の裏返しなので、平均値を取れば断然楽の側にいる。やりたくないことをやることが給料の源と自分に言い聞かせながら準備を進めている。