ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

右上小臼歯が割れる(その1)

昨日の続き。

割れて内側半分がグラグラした状態は、子供の歯が抜ける前のような感覚。いつ取れるかわからないし、動くたびに痛みもある。このままにするのはまずいだろうという判断をして、昨日、予約をねじ込んでもらって歯医者へ。

撮り直した写真を見せてもらったが、まさに内側と外側の真っ二つで。歯茎に入る部分まで割れてしまっているので、残っている外側半分を使っての修復も難しいだろうとの説明。グラグラしている内側は"どうしようもないので取ります"とのことで麻酔をして抜歯。割り込みで時間がなかったためか昨日はそのまま半分を借り埋めして終了。

もしかすると歯髄(神経)が痛むかもしれないので、その場合は月曜に来てくださいと脅かされたが、今朝の時点では噛むときに残った半分に歯が当たる違和感以外には痛みはなくて一安心。

もう少し早く治療を始めていれば割れずに済んだのかもと悔やんではみるものの、過ぎたことなのでどうしようもない。大人の歯になって以来、約50年。親知らず以外で初めて歯を失うことには少しショックがある。老眼になった時にも感じたが、少しずつ死んでいく実感が湧いてきて、いつか来る死への不安が少しだけ大きくなったような気がする。