ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

草むしりと庭のありかた

高齢の父母は草むしりが好きだ。特に認知症の父にとっては数少ない自分で健常者並にできる作業であることもあってか、かなり長時間の作業をしている。

父母の庭は、草があってはならないというジェノサイド型で、徹底的に除草する。草一つない庭が理想形なのだろう。僕の目から見ると殺風景な庭に見える。

僕の好きな庭は、イングリッシュガーデンのような草が沢山生えている庭。花が咲いても咲かなくてもできるだけ自然な形で草(花)で埋め尽くされている庭が好きで、全く思想が合わない。

父母はまだ元気で庭仕事を楽しんでいるし、一方、自分の時間の余裕はないので当分の間は自分好みに変えることはできないが、いつかはイングリッシュガーデン風に作り上げてみたいなと考えている。