ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

Copen Ceroを知ってしまった

ダイハツのCopenの20周年記念車が発売になるという記事で、Ceroという丸目外観のバリエーションがあることを知ってしまった。現行のCopenは"かっこいい"に振ったデザインであまり好きになれなかったのだが、丸目のCeroは素直に欲しくなる。

 一昔前まではマツダロードスターが欲しかった。でも、街中で見かけるたびに退職金で買いましたという感じの人がドライバーで、この仲間にはいるのはちょっとなあと感じ始めて、ロードスターをあきらめていた。ロードスターは300万円超の高額車であることも手が出しにくい理由。Copenならば200万円クラスで買いやすいし、見かける台数も少ない。さらに丸目のCeroはどこかで見たかなという程度に少ない。

また、前輪駆動なので雪道も安心だし、電動ルーフが標準なのも気楽でよい。軽自動車なので取り回しは楽、ルーフを閉じればトランクにかばんぐらいは入るようだが、旅行に行く家族の送迎は無理かもしれない。

一方、走る機械としてはロードスターに大きく劣るだろう。日常使いでの異次元の走りというロードスターの売り文句には魅力を感じていて、きちんとした機械に乗りたいという欲求があるのだが、おそらくCopenは剛性感とかハンドリングとかの点で明らかに劣っているだろう。しかしロードスターは基本的に速く走りたくなる車で、同じ山道を走ってもより楽に高速を維持できるだろうから、事故のリスクは高くなる。限界の低いCopenならば、より低速で楽しめるのではという期待がある。

じゃあ買うのかと考えてみると悩ましい。これまでの実績からすると200万円に見合うほど乗るかという点で心もとない。でも買いたいと思わせる車をみつけたことは素直に喜んでいる。