ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

(K)がまた働き始める

一昨日から(K)がまたパートタイマーで働き始めた。

新店舗のオープニングスタッフなので、今は研修中。前回に働いていたのはコロナが悪化し始めた頃までなので約2年のブランク。まだ2日、それも短時間の研修だがとても疲れている様子で、"人と話すことが楽しい"とやや興奮気味で喜んでいるものの、"楽しいと疲れるは別(楽しいと疲れに気付けない)"という我が家の教訓が活躍している状況。今はコミュニケーションが急増して頭が疲れている状態だが、開店後はしばらく繁忙状態が続くだろうから、アラカンの体力で戦えるのかという問題もある。でも"世間に参加する喜び"であふれている様子は、はつらつとしていてうらやましいくらいだ。

一方の自分は30数年間、小規模の異動はあったものの同じ会社のほぼ同じ仕事が続いていてモチベーションの維持や8時間を耐える体力が心配になってきている状況。継続していてもこの状況なので、この歳で新しい組織に参加する気力を持てるのはすごいなと思う。

働き始めると家族にも影響が出る。一番影響を受けるのは猫のノエル。買い物などを除いていつも(K)がいる生活だったのだが、これから週4~5日、6時間は不在となる。今は在宅勤務の僕が片手間の相手をしているが、不安定にならないかが心配。

また、本人はがんばるつもりだろうけど、家事のシェアも必要になりそうだし、家に1台しかない車をシェアしなければいけないので、歯医者の予約をする時には(K)のシフトに合わせるか、仕事が終わった時間に予約することが必要になるといった細かい変化もある。

2年前にはできていたことに戻るだけなのは理解しているのだが、なぜか不安感が強くなっているような気がする。おそらくは加齢に伴う漠然とした不安感がボディブローのように効いているのだろうと思う。心配しても"なるようにしかならない"ので、心配はほどほどに、できることでサポートしたいと思う。