ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

(K)の職場で更に感染者

(K)の職場で更に1名感染者が出た模様。2日前まで一緒に作業していた人で、食事は別だったらしい。いよいよ危機が近付いてきたことを実感する。同時に不安感が大きくなってきて、(K)にそのままぶつけてしまった。(K)が起きてきたら謝らなくては。

(K)が働くことになったのは、家に籠もる生活が限界まで来たことが理由なのだが、もう一つ、年齢の問題もあって、このまま働かない状態が続いて60歳を超えてしまうと仕事が見つかりにくくなるのではという心配があったため。この理由はコロナ禍を考慮してはくれないので、この先はwithコロナを前提に働くことを受け入れること決めたのだった。しかし、決めたと言っても漠然とした考えだけで、具体性はなかった。それが急に具体的な危機として迫ってくると焦りが生じてしまう。頭でわかっていたものが体でわかってきたという感覚。

不安感といっても自分の感染にはあまり不安はない。おそらくは悪くても特効薬のない時代のインフルエンザみたいなものだろう。後遺症は心配なのだが、何とかなるだろうと覚悟はできている。問題は高齢の父母を感染させてしまう心配。ワクチンは接種しているので、重症化はしないだろうと予想しているのだが、何が起きるかはわからない。でも、本当に心配しているのは感染そのものではなく、その後に起きる人間関係のごたごた。でもそれも、なるようにしかならない話なので先に心配してもどうしようもないことはわかっている。が、なかなか腹を括れないのが苦しいところ。

そう言っているうちに、事態は進んで行って"なるようになる"はず。今はできることをやっていくしかない。