ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

犬も食わない話

日曜には父の様子がおかしくて心配したのだが、昨日の夕方に様子を見に行くと、父母二人で電器店に行って、電子レンジを買ってきて楽しかったという話をしていた。

それほど古くないはずのものを何故買ったか聞くと、プレス加工+ゴム足で構成されている脚部が本体内にめり込んでいて、本体を落としたらしくやや危険な状態になっていた。いつどうしたのかは聞かなかったが妥当な対応。テレビについても商談をしたらしく、こちらはまだ買っていないとのこと。

認知症に加えて暴力的な行為と頑なな父の態度に驚いて対応したが、普通の夫婦だったらただの喧嘩で犬も食わない話だった。きっと日曜の話もそうで、これまで見えてこなかった話が見えるようになっただけなのだろう。感情の振幅も大きくなってこれまでよりも衝突が激しくなっているのかもしれない。そういえば、1年ぐらい前にも同じような事件があったはずで、その後も仲良くしていて拍子抜けしたことを思い出す。

今後は衝突の程度にもよるが、まずは"犬も食わない話"の可能性を考えて、こちらも冷静に対応していかねばと反省した。