ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

個人単位のBCP(Business Continuity Plan)

数年前に再雇用で働いていた人が倒れて、そのまま退職するという事件があった。専門性の高い仕事で、引継ぎがほとんどできないハードランディングは大変だったようだ。その反省からか、業務のわかる人を2人以上にするようにとうるさく言われだした。いわば個人単位のBCPだ。

僕はまだ再雇用になっていないが、年齢は上位であるためいろいろ指示があった。その後、それは異動させる準備だった可能性が高いことがわかって肝を冷やしたが、その後もBCPについては要求されている。その一環として、昨日、"2人目のわかる人"に相当する人に仕事の1分野の説明をした。比較的単純な作業なのだがやや面倒という部類の作業で、準備したマニュアルでほぼ内容は伝わったかなと思う。ただし、実際にやってみるといろいろわからないことが出てくるはずで、OJTも必要だろうなと思う。

会社の指示は無視するわけにもいかず、この後も分野毎に説明をしていくことになるが、自分の流動性を高めるものであることは間違いないので、異動の可能性も高まってくる。この歳になってからの異動は避けたいところだが、如何ともしがたい。ただ、考えてみると今の職場が楽しいわけではないので、異動先によっては悪くない結果になるかもなとも感じている。まあ、"なるようになる"でしょ。