ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

技術雑誌Interface、トランジスタ技術的な世界に戻ってみる

この10年の趣味の技術についての知的活動は、IT技術系雑誌のSoftwareDesignの世界が中心だった。でもこの雑誌も変化してきていて、以前はLinuxなどのOSとその周辺に関する記事が中心で、自分の関心もそこにあったのだが、現在はクラウド関連のシステム開発関連を中心とした雑誌に変わってきていて、自分の関心であるソフトウェアとハードウェアの境界領域からは遠ざかってきている。最近のSoftwareDesignには関心のある記事もあるが、この世界は無理という記事が多くなってきているし、扱うソフトウェアの規模が大きくなっている点も実務経験がない自分には理解しづらくなる要因だと思う。

一方、SoftwareDesignの技術評論社とは別のCQ出版社の雑誌群があって、Interfaceはややハードウェア寄り、トランジスタ技術はどっぷりハードウェアを扱う別の世界がある。自分の大学時代にはPC黎明期でハードウェアが重要だったため、こちらの世界にどっぷりつかった経験があり、さらに中学時代の電子工作の経験まで遡るとこちらが自分の本流かもしれない。

技術についての知的生活の再構築をするにあたって、活動分野を技術評論社系からCQ出版社系に移行してみようかと思う。ハードウェアの世界も高度化していてついていけなくなる可能性もあるが、RaspberryPiなどのIoTデバイスが出ていたり、オシロスコープがかなり安くなっているなど、今だからできることも多いように感じる。

最新のInterface誌はハードウェア寄りのネットワーク特集で、読み始めるにはちょうどよい。まずはここから始めてみようと思う。