ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

新しいiPad

昨日、新しいiPadが発表された。iPad Proは高価すぎて検討対象に入ってこないが、無印iPadが大きく変わったことが今回のハイライト。iPad ProやAirと同じようなデザインに変わり、専用のキックスタンドとキーボードが発売されている。第1世代Appleペンを充電するアダプタの無節操さも面白い。

では買うのかというと買わない。在宅勤務が始まる前の電車通勤では、iPad Air3を長い通勤時間を快適に過ごすアイテムとして重宝していたが、今はその通勤がなくなってしまっている。また、出社する場合も在宅勤務用の勤務先支給ノートPCを持ち歩かなければならなくなったため、iPadは無理でスマホで時間を過ごさざるを得ない状況になっている。

一方、家ではどうかというと、iPadCLIで遊ぶにはやや不便な端末で、SSHで他のPCに接続する必要があり、SSH越しの限界を感じることが多い。またタッチ操作が前提のため、一般的なPCよりも画面を手前に寄せる必要があり、デスクトップPCに合わせた老眼鏡には距離が合わないという問題もある。美しい画面やSafariの賢いリーダ表示などの魅力はあるのだが、積極的には選べない端末になってしまった。

すべての作業をiPadでと意気込んで、情報サイトMacstoriesの記事もずいぶん読んだが、やりたいことの優先順位と老眼でそれもあきらめざるを得なくなった。

この先、頭が動かなくなるとより単純なiPadの出番がやってくるかもしれない。その時に日本語仕様が存在して、高価すぎたりしない選択肢が残っていてくれたらなと思う。