ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

クルマについて(その4 もったいないか)

いろいろ考えてきたが、いつも頭の隅にあるのは"もったいない"。確かに趣味でクルマを買えるのは最後のチャンスだろうし、その魅力もリスクも十分理解している。ただ、それが200-300万円に値するのかという点ではなかなか納得できないでいる。

今乗っているクルマは5年目、まだまだきれいで調子も良い。SUVなので重くて燃費が悪いがその分乗り心地は良く、必要十分なパワーで機敏に走ってくれる。MT車ではないが、マニュアルシフトモードはあるし、普段遣いにはAT車が楽に決まっている。申し分ないと言っても良い車である。

その優等生さに飽き足らずに癖のあるクルマを買いたいと考えているのだが、その魅力は三日で飽きるものではないかという不安もある。また、クルマの運転そのものを趣味として取り戻そうと考えているのだが、それは既に通り過ぎてきた趣味でもとに戻れないものではないのかという不安もある。そして、これまで書いてきた安全面のリスクもある。

300万円もあれば、他の趣味なら大道楽ができる。カメラならハイエンド機種とフルセットのレンズが買えるだろう。年金生活での1年分の生活費にも相当する。この辺りで正気に戻るべきなのかなとも感じ始めている。