ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

ザリガニの鳴くところ ディーリア オーエンズ

2023.01.06読了

Amazonの半額セールでアメリカのベストセラーとして紹介されていた本。基本的には推理小説なのだと思うが、濃密な自然描写や息詰まる裁判のシーン、孤独な少女の生活と成長など多彩な内容が含まれている。

電子書籍で読んだが、紙の本は500ページもある大作、でも1週間ほどで一気に読み終えてしまった。遅読の自分としては例外的な速さ。推理小説は殺人が当たり前に描かれているのであまり好きではないのだが、本当は自分の求めているジャンルなのかもしれないと感じた。ただし、この本の出来が良かっただけかもしれない。