ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

スマホのカメラ

昨日は海まで行ってきた。街中はなぜか混雑していて片道1時間ぐらいかかった。

スマホで冬の日本海の写真を撮ったのだが、なんだか明るい。小雨が降っていたのだが、湿っぽさが足りなくて曇り空に見える写真になった。おそらくは本当の空も明るめで、小雨は写真に写らない程度のものだったと思う。でも、撮りたい写真にはならなかった。スマホカメラにも明るさやコントラストを調整する機能はあるのだが、使う気になれない。操作性も今一つだし、再現性もない。やはりスマホのカメラではだめなのだなと確認するような結果になった。

どんなカメラなら撮りたい写真が撮れるのかを買う前に確認すべきなのかもしれない。でも簡単に撮れてしまったらそれはそれでつまらない。それはカメラが撮っているのであって、自分は何もしていない。操作性が悪くてもスマホのカメラで悪戦苦闘することが写真の楽しみ方で、素晴らしいカメラにおまかせで写真を撮りたいわけではないということにようやく気付いた。

カメラ選びの前に、スマホのカメラで設定を調整して撮りたい写真に近付けることという、おそらく少し苦行になりそうな課題を自分に与えることにした。