ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

補聴器(その3:Signiaお試し2)

返却の約束を前倒しして、1ランク上位機種であるCharge&Go 3IXのRICタイプに変更してもらう。RICはReciever in Canalの略で、耳の後ろに本体があってそこから電線を細い透明チューブで耳につないで、耳の中で極小スピーカから音が出る仕組みの製品。今回は音量を少し大きめにしてもらって、より聞こえるようになった。耳掛け型であることで体内音を拾わないし、3IXなので自分の声を除外する機能も付いていてより自然な感じ。音の周波数レンジも16chから36chに上ったため音質も良好。新機種なので貸出し器が新しいこともあってか午後8時時点で40%残とバッテリーも十分に保つ。これならば長期的にも使えそうな印象。さらにバッテリ交換について聞くと、2年間は無償、5年まで24k円片耳、7年まで50k円片耳で修理が可能とのこと。

試用期間がもうすぐ終わる時期が来て、Signia以外のメーカについて検討。最大手のPhonakが気になるが、手の届く500k円クラスは機能がばっさり切られているとの記事を読んで、やっぱりSigniaかと揺れ動く。500k円クラスでは大差ないのかもなとも思うが、PhonakがBluetoothに強い点が気になったりする。Bluetoothによる音楽ストリーミングの音質が気になっているのだが、小さいスピーカなので普通のイヤホンのような音質は無理なのだろうなとも思う。と調べていたらPhonakの現行機種のcodecがSBCであることが判明、これなら音質には期待できない。とは言え比較は必要なのでPhonak製を試用する。