ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

久しぶりの図書館

昨日は良い天気だったので、散歩がてら図書館へ行ってきた。30分弱の道行は風がやや強かったものの冷たさは感じない春の風で、田んぼの中の一本道や図書館の敷地の都市公園のような小道を気持ちよく歩いた。

図書館の内部は書架はあまり変わっていなかったが、学習スペースが新型コロナ対策で分散配置されていて、たくさんの受験生と思しき学生が勉強をしている。中に混じって資格試験の対策なのか社会人の人も何人か見かけた。

最近、困っていることがあって、これは図書館だけでなくて大型書店でも同じで、タイトルと著者名から、直観をもとに手に取って少し読んでみて選ぶという以前は当たり前にできていたスキルを失ってしまったような気がしている。老眼で背表紙サイズの文字であっても読みづらくなっていることや、加齢による好奇心の減退も関連しているかもなとも感じている。もう1歩書架に近付いて狭い範囲から探していくやり方に変えていく必要があると考えてはいるが、探せる範囲が狭くなり時間もかかるので出会いも制限されてしまうような気がする。とはいえ、何も改善しないままでは図書館や大型書店を失うことになってしまうので、迷っている場合ではない。近日中に再訪してみようと思う。