ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

街とその不確かな壁 村上春樹

内容についての情報を全く持たずに読み始めたら、何となく既視感のある内容に戸惑った。"世界の終りとハードボイルドワンダーランド"に似ている。内容はあまり覚えていないのだが、似ていることだけはわかった。Kindleで読んでいたため最後まで気付かなかっ…

同志少女よ、敵を撃て 逢坂冬馬

独ソ戦で家族を殺され村を焼かれた少女が、狙撃兵として成長していく物語を描いた小説。とにかくぐいぐい引き込まれていく物語と描写に圧倒された。普通の小説では中断して再開する時には再び物語に入っていく時に若干のタイムラグがあるのだが、この小説は…

ブログが書けない その3

ストレス源は明らかだが、根本的な対処は難しい。統合された職場は元には戻らないし、改善活動からの離脱もまた別のストレスを引き起こす。対症療法で対応するしかない。ひとつめは職場で抗不安薬を飲むこと。これは即効性があって、明らかに気分が改善して…

ブログが書けない その2

この前の記事では出社するようになった変化の体力面への影響を検討した。でも、体力低下だけではここまで頭の活動が低下するようには思えない。問題はもっと根深いように感じている。ブログで言えば書く気力の問題よりも、書きたいことがまったく浮かんでこ…

ブログが書けない その1

ブログが書けなくなってから1か月ほど過ぎた。今、書いているのはブログというよりは現状のメモで、心療内科の診察メモに近いようなもの。公開できるものになるかどうかはわからずに書き始めている。3月半ばから完全在宅勤務ができなくなって一部出社が始ま…