ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

小臼歯が割れる(その2)

昨日は2回めの治療。

前回は真っ二つに割れた歯のグラグラになっていた内側半分を除去した。その日の説明では、完全に割れた場合は抜歯やむなしの場合もあるとのことだったが、外側半分はしっかりした状態で残っているので、これを使って歯を作れないかやってみましょうということになった。

昨日は、まず歯髄(神経)を抜く作業。例によって1分以上かかる麻酔注射を射って作業開始。25分ぐらい作業が続いたが、麻酔が完璧だったためか何をしているかは音でしかわからない。ひとしきり削ったあとにゴリゴリいう器具で仕上げて詰め物をした状態で終わり。途中、穴を開けていると思しき段階で"痛みの兆し"ぐらいまでは感じたが、終わってからも痛みはなく、無事に歯髄が抜けた模様。

詰物は取れやすい状態だが、万一取れても痛みはないはずなので放置も可、現在は消毒作業の段階という説明があった。また、麻酔が切れるまでは食事を控えてとのことだっが、強力な麻酔はなかなか切れず、食事ができたのは5時間後だった。

会計後にもらう処置内容が書かれた明細書では"抜髄 2根"になっていて、第2小臼歯は2本足で、まだ2本ともが残っている状態であることがわかる。でも、なくなった内側半分も根はないとはいえ歯茎には埋まっていたのである程度の支持能力はあったはず。外側半分に荷重が集中する治療後状態の耐久性は落ちると思われるので、この歯で硬いものを噛まないようにする必要がでてくるのかなと予想している。でもブリッジやインプラントには進みたくないので、この治療がうまくいってくれることに大きく期待している。