ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

スコーレNo.4 宮下奈都

スコーレNo.4 (光文社文庫)

地元出身の小説家として、タウン誌などでエッセイを読んだりしていたが、小説も読んでみたくなって買った本。

デビュー作なのだが、おそらくもっと長い小説だったものをザクザク切り貼りして短縮したような感じのある読後感で、もっと読みたい感じが残った。想定する読者層が若いため、長編のデビュー作は無理という判断があったのだろう。最近の作品を読んでみようかと思う。