ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

母屋の蓄熱暖房機

母屋は十数年前にリフォームしてオール電化になっている。暖房はエアコンと蓄熱暖房機の併用なのだが、これまで父が操作してきて使い方を知らないままに今に至っていた。

その父が認知症になった。去年までは何とか操作できていたようなのだが、今年はもうだめらしい。昨日は今年一番の冷え込みで普通のエアコンだけでは足りない状態で寒かったとのこと。じゃあやってみるかと取扱い説明書の所在について聞くとみつからないとのこと。海外の名の知らないメーカー製だったのでもうだめかと思いつつも、検索してみるとあっさり取扱い説明書のPDFがみつかった。電力会社との共同開発を伺わせる仕様があるようなので、電力会社の資金でサポートが続いているのかもしれない。

蓄熱と放熱のサイクルを設定する必要があるのだが、取扱い説明書は今一つ説明不足気味で完全には理解できていない。今日から操作を始めてみるが、寒い日、暖かい日に合わせた調整をどうすればよいかを試行して、母に伝えるには少し時間がかかりそう。

このところ、母屋で次々と起きる問題が途切れなく続いていて、さすがに疲れてきた。親が自律的に生活してくれていた少し前の状態が貴重なものだったのだと痛感している。