ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

父がデイサービスを拒否

久しぶりの出社の準備をしていたら、母屋の父母がやってきて、父がもうデイサービスには行かないと頑なな態度で宣言。もう出社しなければいけないため、(K)に任せて出社。(K)が施設に連絡するが電話がつながらず、ケアマネジャーに連絡して対応を相談。"弁当がもったいないから食べて"と送迎の人と協力しながら説得してなんとか送り出してくれた。

その過程で施設の担当者が退職していたことが判明、また、本人が"いいひとばかりでトラブルはない"と言っているが、実際には父が直接関与してはいないもののトラブルも起きていることもわかった。でもそういうことが原因ならば、施設への不満として表現するはずで、今回の拒否とは直接には関係しないように感じる。

理由を聞いても何も言わずにただやめるとの一点張りで途方に暮れたが、少し前に介護保険の利用状況のはがきが来ていたことを思い出して、お金の問題でやめたくなっているのだと気付く。まだ本人には確認していないが間違いないだろう。認知症になってわかっているのはお金への執着。風呂に入って体操をして麻雀をするだけのためにこんなには払えないという気持ちが強まったのだろうけど、風呂や麻雀は手段であって、他人とのコミュニケーションを取ることによる頭の活性化が目的の治療だということを思い出せない状況に陥っているのだろうと思う。

次回は水曜日、治療を全面に出した説明を理解する能力があるかが当面の課題になる。