ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

デイサービスをやめたい父とやめない父

認知症の父がこのところ"今日でデイサービスをやめる"発言を繰返している。行けば楽しんで帰ってくるのだが、朝でかける前の母の前ではやめると言う。僕が行ってほしいというと"じゃあ行く"となる場合が多いのだが、それでもやめると言う時もある。何か嫌なことがあるのかと聞いても"何もない"と言うし、疲れる訳でもないと言う。

何だか訳のわからない状況だが、おそらく父の中の場面毎の考えがそのまま外に表われていて、どれも本当の気持ちで、取り繕って全体を成り立たせることができなくなってきているのではないかと推定している。心のままに生きるというのがこういう状態だとしたら、周囲にとっては結構迷惑な状態だなと思う。