ふるきのガベージコレクション2

脳内を通り過ぎたイメージの残骸の記録

在宅勤務2年

2020年3月に始めた在宅勤務が、2年を経過した。平時で2-3週間に1回の出社、感染状況が悪化すると2ヶ月ぐらい出社しないというほぼ完全な在宅勤務を続けている。

3年ぐらい前から、冬場の天候悪化の際に通勤で使っているJRのダイヤが混乱したり運休したりするので、出社しないで済ませられないかと考えて、業務の電子化を地道に進めていた。ちょうど準備が整った頃にパンデミックが始まり、真っ先に手を挙げて在宅勤務を始めた。

偶然ながら、担当している業務は個人単独作業のものがほとんどで、いずれも在宅勤務に適したものばかり。唯一、ある会議の事務局業務だけは共同作業になるのだが、Microsoft Teamsがどんどん進化してこれも問題なくこなせるようになった。勤務先のリモート会議文化が、顔をならべて言葉で伝えるものではなく、顔は一切表示せずにPC画面を共有して資料を説明して報告するパターンだったため、リモート化によっても伝わる情報量が減らない点が幸いだった。

また、自宅には自分の部屋と24"のディスプレイがあり、ノートPCを接続して職場とほぼ同じ環境を得られている点も長期の在宅勤務を続けられる要因。

コミュニケーションという面では、朝夕の業務開始/終了のチャット連絡以外はほぼ隔離状態で、自分がどう評価されているかという点に不安になる時もある。でも、現在の業務では対面であっても上司や同僚とは疎な関係なので、どっちにしろ不安なのだと自分を落ち着かせている。新たな不安は4月から上司が代わることで、在宅勤務に抵抗のない人であってほしいと祈る日々。